けが・頭部打撲

お子さまのけが

「子どものけが」は成長の中で避けられないものです。
当院では、小児科と皮膚科が併設されている特性をいかし、頭をぶつけた、転んだ、顔をぶつけた、切ってしまったなどの外傷に幅広く対応しています。

お子さまのけがの種類

当院では、けがの診察・処置・経過観察を総合的に行う体制を整えています。

  • 公園で転んで頭を打った
  • 高いところから落ちて頭をぶつけた
  • 遊んでいて顔にけがをした
  • 外で走っていてひざを切った

上記以外の場合でもしっかりと対応いたしますのでまずはご相談ください。

以下のような症状が見られた場合は、ためらわず救急要請(119番)をしてください
意識がもうろうとしている/呼びかけに反応がない
目の周りや耳の後ろに青あざがある
けいれんを起こしている
強い痛みがあり、顔色が悪い
呼吸が苦しそう(肩で息をする、呼吸が早い)
骨折が疑われるような変形がある

治療方法

当院では小児科医の診察のほか、必要に応じて皮膚科医と連携して治療を行います。

  • 頭部打撲、けがの診察
  • 必要に応じてレントゲン検査
  • 皮膚科医と連携し、切り傷や擦り傷の処置・外用薬の処方

CTなど精密検査が必要と判断された場合は、近隣の医療機関へ紹介または救急搬送となることがあります。

治療の流れ

頭部打撲やけがで受診された際は、まず院内で手書きの問診票をご記入いただきます。
問診では以下の内容をお聞きします:

  1. 頭をぶつけた日時
  2. どのような状況でけがをしましたか?
  3. 落下した場合、高さはどれくらいですか?
  4. ぶつけた直後にぼーっとした様子はありましたか?
  5. 嘔吐はありましたか?
  6. 保護者の方から見て「いつもと違う」と感じる点はありますか?

「子どもの頭をぶつけた」「けがをした」でお困りの方へは当院まで

「保育園で転んで頭をぶつけてしまった」
「頭をぶつけてしまったが今のところ元気であるが受診した方がいいかわからない」
「切り傷はあるけど縫う必要があるか判断してほしい」
「様子を見るべきか、すぐ病院に行くべきかわからない」

このような場合も、どうぞお気軽にご相談ください。必要に応じてお電話でのご相談も可能です。

この記事を書いた人

福永遼平医師3

医療法人鶴町会 理事
流山鶴町皮膚科・小児科クリニック 院長(小児科担当医師)
福永 遼平 医師
◆小児科専門医 ◆医学博士