急性気管支炎・急性細気管支炎

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急性気管支炎・急性細気管支炎とは?

どちらもウイルスによるのどから肺へ空気が通る道の炎症のことをいいます。

  • 急性気管支炎:比較的太い部分からの気管支に炎症
  • 急性細気管支炎:その先の気管支は枝分かれした「細気管支」と呼ばれる部分の炎症

症状

急性気管支炎

風邪と似た症状ですが、風邪と比べて咳が1~2週間と長引くのが特徴となります。

  • 鼻水
  • 発熱

急性細気管支炎

乳幼児に多く見られる冬場に流行する疾患です。重症化すると入院が必要になることもあり、気道の狭い乳幼児に対して注意が必要です。

  • ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音
  • 鼻水
  • 発熱

原因

急性気管支炎

インフルエンザウイルスなどのほか、ウイルスアデノウイルス、RSウイルスなどがあります。

急性細気管支炎

RSウイルスが一般的に原因としてなることが多いです。その他、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルスなどのウイルスが原因の場合もあります。

受診の目安

次のような症状がある場合は早めの受診が大切です。

  • ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音が聞こえる
  • 咳が続いてつらそう、夜眠れない
  • 顔色が悪い、苦しそうにしている
  • 水分がいつもより飲めない
  • 高い熱が続く

特に乳幼児(0〜2歳くらい)のお子様は重症化の可能性もあるので早めの受診をお願いします。

治療方法

  • 鼻汁吸引機
  • ネブライザー
  • 迅速検査
  • 〇〇〇

家庭での対処法

こまめな水分補給と十分な休養が重要です。無理に咳を止めようとせず、痰を出しやすい環境にすることや、
室内の湿度を保つことも効果的です。(加湿器や濡れタオル)
熱や咳が落ち着くまでは、無理に外出せず安静に過ごしましょう。

この記事を書いた人

福永遼平医師3

医療法人鶴町会 理事
流山鶴町皮膚科・小児科クリニック 院長(小児科担当医師)
福永 遼平 医師
◆小児科専門医 ◆医学博士