アデノウイルス感染症とは?
アデノウイルスによって引き起こされる感染症の総称で、発熱、のどの痛み、目の充血、下痢など、さまざまな症状を起こすウイルス感染症です。
乳幼児から学童まで幅広い年代に見られ、季節を問わず1年を通して発生しますが、夏から秋にかけて流行することが多いです。
アデノウイルス感染症の代表的な症状である咽頭結膜熱(プール熱)は学校保健安全法上の学校感染症の一つで、主要症状がなくなった後、2日を経過するまで登校禁止となります。
症状
アデノウイルスには多くの型があり、感染する型によって症状が異なります。代表的なものは次の3つです。
- 咽頭結膜熱(プール熱):発熱、のどの痛み、目の充血・痛みが特徴。主に夏に流行します。
- 咽頭炎:発熱とのどの痛み、全身のだるさなど、かぜに似た症状を起こします。
- 胃腸炎:下痢、腹痛、嘔吐などを伴うことがあります。
感染経路
感染経路は、主に以下の3つです。
- 飛まつ感染(せきやくしゃみなどによる)
- 接触感染(手やタオル、ドアノブなどを介して)
- 経口感染(ウイルスを含む手や物を介して口に入る)
ウイルスはのどや便から排出されるため、発症から数週間は感染力が続く場合があります。
特にプールでの感染(プール熱)を防ぐためには、タオルの共有を避け、入水前後の手洗い・シャワーをしっかり行うことが大切です。
治療方法
アデノウイルス感染症には特効薬はありません。症状に合わせた対症療法(熱や痛みを和らげる治療、水分補給など)を行います。
ほとんどの場合は自然に回復しますが、次のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。
- 高熱が長く続く(3日以上)
- 目の充血や痛みが強い
- 水分がとれずおしっこが少ない
- ぐったりして元気がない
家庭での対処法
手洗いやうがいをこまめに行い、ウイルスを体に取り込まないようにしましょう。特に食事の前やトイレのあと、外から帰ったあとは丁寧に洗うことが大切です。
また、タオルや食器の共有は感染の原因になることがあるため、家族でもそれぞれ専用のものを使うようにしましょう。
この記事を書いた人 

医療法人鶴町会 理事
流山鶴町皮膚科・小児科クリニック 院長(小児科担当医師)
福永 遼平 医師
◆小児科専門医 ◆医学博士

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