おたふく風邪(流行性耳下腺炎)

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おたふく風邪(流行性耳下腺炎)とは?

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)は、ウイルスが原因で起きる感染症です。片側または両側の唾液腺、主に「耳の下(耳下腺)」が腫れて痛くなるのが特徴です。おたふくのように、顔が腫れることからそう呼ばれています。

原因

ムンプスウイルスというウイルスが原因となります。くしゃみ、などの飛沫感染やウイルスがついた手で目や口に触れる接触感染で保育園・学校でかかる場合が多いです。

症状

  • 片側または両側の耳下腺の腫れと痛み
  • 発熱
  • 食べ物や飲み物を飲み込む際に痛み

合併症として髄膜炎、精巣炎、卵巣炎、難聴などを引き起こす場合があります。

受診の目安

以下の症状が見られる場合は、早めに医療機関を受診することが推奨されます。

  • 高熱(38℃以上)が続く
  • 強い痛みがある
  • 頭痛・嘔吐がある
  • 精巣が痛い・腫れている

症状が軽い場合でも、感染を広げないために早めの診断と適切な治療が重要です。

治療方法

おたふく風邪対する特別な治療法はありません。腫れた耳下腺を冷やし、解熱鎮痛薬の投与となります。

おたふく風邪の予防接種(ワクチン)

ワクチンは2回接種することで効果的に免疫を獲得できます。
麻しん・おたふく風邪・風しんに対応するMMRワクチン、または水痘を含むMMRVワクチンを使用します。

家庭での対処法

    おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は学校保健安全法に定められた学校感染症であり、耳下腺などの腫れが現れた日から5日を経過し、かつ全身状態が良くなるまで登校(登園)できません。

    ご家庭では水分をこまめにとり安静に休むことろ心がけてください。
    家族内でうつりやすいのでタオル・コップの共用は避けるようにしましょう

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    この記事を書いた人

    福永遼平医師3

    医療法人鶴町会 理事
    流山鶴町皮膚科・小児科クリニック 院長(小児科担当医師)
    福永 遼平 医師
    ◆小児科専門医 ◆医学博士